regard A as B 「AをBとみなす」の落とし穴

語法

今回は多くの受験生が知っているであろう regard A as B について掘り下げていきたいと思います。

広く知られている regard の語法ではありますが、その落とし穴に気づいていない人は多いのではないでしょうか。それではさっそく解説していきます。

 

注目してもらいたいのが、 B の部分。皆さんはここにどんな品詞がくることが多いとお考えですか?

as は前置詞だから、名詞!と考えた方、少なくないのではないでしょうか。

確かにそれも間違ってはいません。ただ名詞はファーストチョイスではないのです!!

 

先に結論を申し上げますと、 B の部分にくることが多い品詞は、形容詞です。

( B の部分に来ることができる品詞は形容詞 or 名詞)

このことを知らずに regard A as B の形だけは知っていると言う人は多いのではないかなと思うわけです。

実際に、電子辞書などで例文を調べてみると一目瞭然です。

例えば次のようなもの。

例文 I regard the discovery as of little value. 「私はその発見をほとんど無価値だと思っている。」

この例文の B の部分は of little value ですよね。of + 抽象名刺 は形容詞扱いなので、

これは B の部分が形容詞である典型的な例と言えます。

なんで as は前置詞なのに、後ろの B の部分に形容詞を持って来れるのと思った方はいないでしょうか。素晴らしい観点ですし、そう考えて欲しいわけですが、この点については、説明すると長くなりますのでここでは割愛します。各自気になる方は調べてみてください。

あまりこの考え方は好きではないですが、その知識は受験では聞かれることはまずありませんし、受験生にとって必要なことは B の部分に形容詞が来ることがあると心構えできていることです。そうでないと初見の文章で簡単にやられちゃいますからね。

 

そしてこの regard A as B とセットで覚えて欲しいものが4つあります。

look on A as B, see A as B, think of A as B, view A as B です。

これらも同様に B の部分に形容詞が来ることが多いものになります。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

いかがだったでしょうか。

あまりに多くの受験生に知られた regard の語法でありながら、その落とし穴に気づいていない人は多いはずです。

ぜひ今回の投稿を自分のものにしてください!

 

おまけ
今回は僕が英語の勉強で愛用している道具、電子辞書について。

言いたいことは1つ。みなさんもし使ったことがないのであれば、電子辞書、使ってみてください。よくスマホで単語などを調べている人(自分もかつてはその1人)を目にしますが、もう戻れないなと思うわけです。騙されたと思って使ってみてください。

そんな意味あったのか!って単語に数多く出会うと思いますし、何よりスマホと違って辞書ですので情報の信憑性が桁違いです。正しい知識を提供してくれます。あなたの英語勉強のクオリティーを上げてくれること間違いなしです!ぜひ!

 

 

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